京都産業大学 2023年度 O/OCF-PBL2 (成果発表)
京都産業大学 2023年度 O/OCF-PBL2 (成果発表)
今年度はL1m-netを用いて『地域住民間でコミュニケーションが図れる参加率の高いイベントを企画してみよう!』をテーマに
4月より京都産業大学とPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)の取組みを学生の皆さんと一緒にさせていただきました。9月には、成果発表として半年間検討いただいた内容について、参加された大学生の皆さんより報告いただきました。
課題達成に向けた目標設定と課題の深掘り
課題を達成するにあたって、3本の柱を立てて取り組みをされていました。
明確な目標を設定し、短期間でどのようにして取り組むかを事前によく議論されていると感じました。
また、イベントを企画するにあたり、京都がどのような街であるかを調査し、どの層をターゲットに設定するか、ターゲットとした学生と高齢者における共通の課題は何かといった内容も検討されて、短い期間の中で活発に議論いただいたことが伺えました。
課題解決に対する提案
現状の学生と高齢者の課題感、街頭アンケートなどをもとに、イベントを段階的に行っていくことで規模・参加率・地域住民間の関係性をより深め、コミュニケーションを図る提案をいただきました。
提案内容は、L1m-netを用いてポイントを付与、参加者へポイント還元することで継続的にイベントを行うというもので、非常に興味深いものでした。
最後に
非常に漠然としたテーマで開始した取り組みでしたが、学生たちで活発に議論、フィールドワークをいただき非常に興味深い提案をいただきました。発表が終わってから、持続可能とするためにぎりぎりまで提案内容や資料について推敲したことや、時間の関係で仕方なく資料に載せなかった部分があることなどを伺いました。今回提案いただいた内容は、今後のL1m-netの企画検討のなかで参考にさせていただきます。