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ICTの活用を促進する上での課題
ICT利活用をする上での地域課題
効率的な情報伝達の一環でスマホの普及が進む中、後期高齢者を中心にスマホを保有していない方、使いこなすことが難しい方には、スマホだけの情報伝達が行われてしまうと、必要なタイミングで情報が届かず、情報格差の課題が生じてしまいます。
地域コミュニケーションサービス「L1m-net(エルワン ネット)」は、この様な方々にも必要な情報をタイムリーに届けるしくみです。
5分でわかる!
L1m-net(エルワン ネット)
高齢者とのコミュニケーションが容易に可能
「L1m-net」は、利用者が簡単な操作で意思を伝えることができるL1mボタン(ICT機器)と支援者が利用者の状況を確認するL1mシステム(管理画面)から構成される、新たなコミュニケーションを実現するしくみです。
各種情報(カード・音声・利用状況)は任意の方へ送信することができ、必要な情報を必要な方に届けるしくみとなります。
情報発信と利用状況の把握により、支援者(事業者)の管理、運営における業務効率化を実現します。
L1m-netでできること
L1m-netの仕様や実際の操作画面やご利用の流れなどご覧いただけます。
L1m-netの特長
設置工事不要で簡単に意思伝達ができるICT機器
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01カードを通じて大切な意思伝達を容易に実現
利用者はカードを置き、ボタンを押すだけ。支援者へはスマホやタブレットに通知が届きます。管理画面で利用状況を一元管理しており、一目で確認が可能です。
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02ネットワーク申込、設置工事は不要。即日利用可能
工事不要、コンセントにさすだけで、すぐに利用することができます。そのため利用者の導入のハードルが低く、気軽に日常へ取り入れる形でご利用いただけます。
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03音声による案内が可能
利用者からの意思表示のみの一方通行の発信ではなく、事業者・支援者側からも音声メッセージを送信することでコミュニケーションが可能です。
導入事例
地域福祉にまつわる幅広い業態で導入されています
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能動的な見守りができる「L1m-net」で
負担を減らしてつながる仕組みをつくる2022.06.20
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「L1m-net」で見えた新しい防災のかたち
見守りで“身を守る”習慣づくりの推進を2023.04.11
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2022.03.31
導入のメリット
支援者・事業者のメリット
- スマホ利用が可能な方と難しい方、個人に合わせた形で情報伝達できる
- 地域の企業と連携することで地域課題解決サービスの創出が可能
地域サポート
Aさん
導入している地域サポートAさんの声
『L1m-net』は見守り状況の記録が取れるので、能動的な見守りで安否確認ができるし、孤立や孤独死を防ぐ意味でも、こういう方法があるということがわかりやすく示せます。市から各地区まで、一度に情報の周知ができるのと、地区の方ともシステムでつながれることで、作業はあっても効率は上がっています。地域企業と連携して買い物支援にも注力しているところなので、今後、例えば配達員の方も見守りチームの一員として『L1m-net』とコラボするなど、充実を図りながら手厚くやっていけたらと思っています。
福祉関連企業
Bさん
導入している福祉関連企業Bさんの声
『いざというときに使う緊急通報装置やシステムは理解されやすいけれど、『L1m-net』のように日常生活の中でコミュニケーションを取る目的で使うICTツールは、理解されるまでのハードルが高いと感じます。ただ、実際に使ってみると『良かった』という声が多い。利用者がカードを使ったときは、管理者(支援者)から利用者に任意のタイミングで電話を入れて状況を確認するという流れになる。このようにつながりを保ちながら、お互いの負担を軽減できるのがICTツールの特徴です。
ICTは、相互コミュニケーションを取りやすくするために使うので、支援する側にとっても、作業効率を上げ、負担は減らしながらつながりを強化できるので私たちもいいなと思っています。
利用者のメリット
- IT機器に不慣れな方でも、直感的に使用できる為、日常生活に取り入れやすい
- インターネット契約・設置工事不要、コンセントにさすだけですぐ使える
- カンタン操作で地域や支援者とコミュニケーションがとれる
- 手軽に情報の発信・受信ができるので孤独感の軽減になる
利用している高齢者のみなさまの声
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ボタンを押すことで
張り合いが感じられる。 -
親が元気でいることが
把握できるので安心。
必需品です。(娘) -
夫が施設へ入所して寂し
くなったけど、ひとりに
なってみるとボタンが
あってよかった。 -
1 人で寂しいから重宝しています。話しかけてくれてうれしい。幸せ。
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誕生日メッセージに
びっくりした!
とてもうれしかった! -
電話がないからボタン
があると心強い。
L1m-netの由来
利用者(高齢者)と支援者が繋がれるラストワンマイルのしくみです。
「利用者と1mの距離までつながるしくみ」から由来しています。
名前の由来
「L1m-net」
スマホを持たない方や扱えない方を地域とつなげ、「誰でも社会とつながることができる地域社会の実現」「孤立を防ぎ、誰一人取り残さない」を目指し、Face to Faceの見守りを1マイル(1メートル)手前までICTを活用してお手伝いするコミュニケーション・ツールです。
さまざまな地域課題を
解決するソリューション
地域課題別にソリューションをご紹介しています。事例やしくみなどご覧いただけます。